【FE File Explorer】PCーiPhone間のデータ共有を無線かつローカルで済ませたいならこれ一択

【FE File Explorer】PCーiPhone間のデータ共有を無線かつローカルで済ませたいならこれ一択

2020.10.13

PCとスマホ間でデータを受け渡す方法はいくつかあります。

USBを使った有線接続やbluetooth、GoogleDriveなどのクラウドを介して送る手もありますね。ここからはもう好みなのですが、無線かつクラウドを使わない方法を探していました。

iPhoneにはAirDropがありますが、Windows相手には使えません。さあどうしよう(´・ω・`) そんなときに見つけたのがこのFE File Explorerだったわけです!

FE File Explorerとは?

FE File Explorer

Android iOS両方に対応しているファイルマネージャーソフトです。同じネットワーク内のPCやNASのファイルにアクセスできます。有料のPro版では複数のデバイスにアクセスできたり、クラウドにもアクセスできるようになります。今回は無料版を使っていきます。

PC側の設定

デフォルトではネットワークフォルダは存在しない

エクスプローラーのネットワークタブを見たときにフォルダがなにもない場合、当然ですが、iPhone側から指定するフォルダがないので、データを送れません。なので、ネットワーク共有されたフォルダを作成します。

アクセス許可をする → 特定のユーザー

といっても難しいことはなく、共有したいフォルダを右クリックして、アクセスを許可する特定のユーザーをクリック。

そのウィンドウがでてくるので、共有したいユーザーを選んで共有をクリックすれば、そのフォルダがネットワークに追加されます。(ネットワーク内に他のユーザーがいない場合自分だけが表示されます。その場合はそのまま共有ボタンを押すだけ。)

iPhone側の設定

下のリンクからFE File Explorerをインストールします。

右上の+をタップし、Windowsを選択

アプリを開き、右上の+をタップ。Windowsを選択します。

自分のパソコンを選んでログインする

するとなにやら設定する画面がでてきますが、同じLAN内にパソコンがあれば一番下に表示されるので、自分のパソコン名をタップ。

登録ユーザーをタップして、パソコンにログインするのと同じユーザー名(Microsoftアカウント)とパスワードを入力して、ログインをタップします。

無事共有されたフォルダが表示された

ホーム画面に戻ってみると接続したパソコンが表示されています。それをタップして、上のPC側の設定で共有したフォルダが表示されていれば成功です。

PCからiPhoneにデータ(画像)を送る

これはなにも難しいことはありません。

先ほど共有したフォルダの中にデータや画像をコピペして、FE File Explorerを再読み込みすれば共有されたデータが画面に表示されます。

iPhoneからPCにデータ(画像)を送る

写真一覧が表示される

ホーム画面のフォトライブラリをタップすると、写真の一覧が表示されます。

共有したい写真を選択してコピーアイコンをタップ

右上の選択を押し、共有したい写真を選んだのち、左下のコピーアイコンをタップ。

フォルダを選択して保存

コピーしたい場所。今回は共有しているフォルダにコピーしたいので、接続されているパソコン共有しているフォルダを選択して、右下の保存をタップしてください。

フォトライブラリに画像が表示されない方へ

私がそうだったのですが、最初にフォトライブラリを使うとき、他のアプリ同様“写真”にアクセスして良いかスマホから聞かれたのですが、選択肢の中にすべての写真がなく、フォトライブラリに写真が表示されませんでした。

設定でFE File Explorerを選択

これの対処法は、iPhoneの設定FE File Explorerを選択。写真をタップした先ですべての写真をタップすると、フォトライブラリですべての写真が表示されるようになります。

まとめ「なんでわざわざこんなめんどくさいことを?」

無線でさらにwifiを使うならそれこそGoogleDriveのようなクラウドを使えばすむ話。クラウドなら今回のようにデータを保存する母艦もいらないし、なんならクラウドにデータを置いておいても良いわけです。

それでもなぜこんな面倒くさいローカルで完結する方法を探していたかというと、GoogleDriveが勝手にデータを消しているという記事を見かけたからです。そこで扱っているデータはアダルトなもので元々規約違反でしたし、Googleによれば人が見ているわけではなく、自動システムによってスキャンをしている。ということでしたが、やはり気持ちのいいものではありません。

重要なデータや漏らしたくないデータはネットを介さずローカルで移動させたい。そんな思いで見つけたのが今回の方法だったというわけです。