AliExpressはAmazonより個性豊かでピンキリな面白そうな商品がたくさんございまして。失敗も多いんですが、Amazonだと中華に引っかかった…クソッなんて思うのにアリエクだとそもそも全部中華製品なせいか許せてしまいます。値段も大分安いですし、100均でユニークグッズ買う感覚です????。
さて、そのアリエクガチャでなかなか良いものを引き当てたのでご紹介をしていこうかなと思います。
目次
吾輩はワイヤレスマイクである。名前はまだ無い。
中華にありがちです。名前が書いてございません。メーカー名も自信がありません!
What’s this?
プラグアンドプレイで使えるお手軽ワイヤレスマイクです。お手軽さでは誰にも負けません。
Price : ¥1946
Pros
- 技適取得済
- 安い
- スイッチを入れればすぐ使えるお手軽感
Cons
- 全指向性
- ノイズ軽減がいまいち
周波数帯 | 2.4GHz |
遅延 | 最大20ms |
周波数特性 | 20Hz-20kHz |
感度 | -30db |
有効範囲 | 20M |
指向性 | 全指向性 |
バッテリー | 4~6時間 |
ノイズ軽減 | 3段階 |
技適取得してる!
いやまあ技適を取得してなかったら購入も紹介もしないんですが、こういう安価な中華ガジェットは技適を取得してないものがほとんどです。
技適マークは付いてるけど実際はシールを貼ってあるだけ、なんてものもある中では、安心して国内で使えるというのは、これだけで十分な価値があるのです。
電源ONですぐ使える
Bluetoothと違い電源を入れればすぐに繋がるので、マウスでもなんでも2.4GHzのほうが好き。
その代わりにレシーバーが必要なわけですが、端子がUSB type-CとLightningしかないのには注意です。
安い
お値段なんと1946円。マイクが一つだけで良ければさらにお安く1487円です。
安くても15000円はするワイヤレスマイクの中でのこの値段。もう性能とかどうでもよくない?(よくない)
実力の程は?
音が取れてれば私としては合格ですので、あまり期待せずに聞いてください。
音源 : A History of the Earthquake and Fire in San Francisco
ホワイトノイズは音源ママです。
重箱の隅をつついてみよう
ピンマイクとしてはいまいちな全指向性
ピンマイクは基本的には話し手につけてその人の声を取る。という使い方をしますが、そういう場面では、音の拾う範囲を口元に限定できる単一指向性が良いです。しかし残念ながらこのマイクは全指向性なので、外の音も手元の音も同じように大きく拾ってしまいます。
ノイズ軽減はほぼ意味無し
電源を入れた後、電源ボタンを短く押すと、ノイズ軽減モードになり、順番に強さが1/2/3と変わっていきます。一番強い3にして、雑音がある環境で聴いてみましょう。
ノイズ軽減がしっかり働いていれば全指向性のデメリットをカバーできる可能性もありましたが、流石にそこまでは期待しすぎです。
2つのマイク音は混じって出力
1つのレシーバーに2つのマイクがついてくる商品の場合の注意点です。
同じような商品にRODE Wireless GO Ⅱというものがありますが、こちらはレシーバーが単体でミキサー機能を持っているため、2つのマイク音を別々に録音ということができるんですが、この子にそんな立派な機能はないです。2000円なんでね……
まとめ「ワイヤレスイヤホンをあわせて」
なにか収録のために使うというより、通話の際のワイヤレスマイクとして使うと良いかな?と思います。
ヘッドセットやイヤホンについているマイクはあまり音がよくありませんし、そもそもマイクがついてないものも多いですからね。これに限らず、好きなマイクとイヤホンを組み合わせて快適なリモートワークを!